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ホーム …… 空の鶴ができるまで …… 2006:新酒
おり引きした新酒を、そのまま壜詰めしたもので、濾過や火入れなどの処理は一切していません。また、濾過をするまでのわずかな期間しか、壜詰めできないために本数も限られたものになります。 搾りたての一番の特徴は、なんといっても若々しいフレッシュ感です。生酒もフレッシュ感はありますが、搾りたてには及びません。 ただ、わずかなおりや酵素などがそのまま残っているために、味の変化が生酒以上に激しく、冷蔵庫などの低温で保存し、早く飲まれることをお願いします。
おりなどを濾過により取り除き、壜詰めしたもので、火入れの処理はしていません。そのため、フレッシュ感を残しつつも、味の変化を極力抑えたものとなっています。しかし酵素の活性は残っているために、酵素が働かないように当社では出荷直前まで冷蔵保存しております。そのため、お買いいただいた後は冷蔵庫で保存してください。
濾過した後に、60℃ぐらいまで熱した酒のことをいいます。熱をかけることにより、酵素の活性は失われ、品質は安定します。ただ、フレッシュ感は完全に失われてしまいます。しかし、数ヶ月熟成させることにより、酒に丸みが出てきて、味に幅が出てきます。
そもそもおりとは、醪《もろみ》を搾ったときに袋から漏れ出た、醪や酵母や米の成分などからなります。このおりを混ぜたお酒がおり酒となります。当社のおり酒は、酵母を完全に死滅させずに、あえて弱らせた状態にしています。そうすることにより、他にはない、独特の風味を醸し出すことが出来ます。ただ、保存条件によっては、発酵して炭酸ガスがでる可能性がありますので、お買い上げいただいた後は、いったん開栓してから、冷蔵庫で保存していただくことをお願いします。
※ ここで述べていることは、当社における考え方であり、一般的な定義と多少異なることがあります。
2007.1.28
おりで濁っていた新酒も、静置することによりおりが沈み、おり引きすることにより、澄んだ黄金色の新酒になります。これを壜詰めしたものが「搾りたて」となります。
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新酒が出来たことを告げる酒林を玄関にぶら下げます。酒林は杉玉ともよばれ、杉の葉を球状になるように重ねて作ります。
2007.2.9
今年も酒造組合主催の新酒を楽しむ会が開かれ、明石と三木にある地酒メーカーが集まりました。
2007.2.17
生酒や吟醸系は冷蔵庫で保存するために瓶に詰めていきます。
2007.3.3
火入れをする吟醸系のお酒は吟醸香をなくさないように瓶燗をします。
2007.3.17
本醸造のお酒は、生酒で冷蔵庫で保存する以外は火入れをして、タンクに密閉して保存します。タンクで保存することにより、熟成され、お酒に丸みが出てきます。
2007.4.1
12月のはじめにようやく芽を出したレンゲですが、早くも花を咲かせ始めました。
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