空の鶴ができるまで

空の鶴ができるまで 過去の記録

仕込み2

酛 麹造り その2

2009.12.11 - 13

 室(むろ)に運ばれた蒸し米は、できるだけ厚みが薄くなるように拡げられます。それから種麹(もやし)とよばれる、麹カビの胞子をふりかけます。 20091211000
 
20091211001  それから、胞子が蒸し米一粒一粒に着くように、混ぜていきます。この作業を床もみ(とこもみ)といい、30℃を超える部屋の中でする作業のため、結構大変です。
 
 床もみ(とこもみ)が終わった後、乾燥しないように盛り上げて、胞子の発芽を待ちます。 20091211002
 
20091211003 12月11日

 床もみ(とこもみ)が終わってから、約18時間後の蒸し米の状態です。胞子は発芽していますが、まだハッキリと目で見える状態ではありません。
 
 これからは木の箱に小分けして入れて、温度管理をしながら麹を造っていきます。 20091211004
 
20091211005 12月13日

 蒸し米の表面が白くなっているのは麹カビの菌糸です。この麹カビが造り出す、ビタミンやアミラーゼなどの酵素を利用して酵母はアルコール発酵をすることになります。
   

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